メール配信に関するお詫びとご報告
2001/11/17 1:30
株式会社ブライセン
去る、11/16 23:00前後に、デジタルトランクをご利用いただいていているお客様宛てに、「てすと」というメールが誤って配信されました。配信者のアドレスは≠ニなっております。ユーザーの皆様には大変ご迷惑をおかけしまいしたことを深くお詫びいたします。
現在弊社では、11/1に行ったリニューアルに関連して発生した障害に対応しており、その過程で、デジタルトランクの全機能に関しての再テストを実施しております。この作業の過程で、お客様宛てのメール配信機能のテストを行っておりましたが、人為的ミスによりお客様全員に間違ったメールが送られてしまいました。
今回の障害に関して、多くのお問い合わせとお叱りをいただきました。なるべく多くのお客様に現状の状況をお伝えするために、こちらにて現状のご報告をさせていただきます。
1. メールが配信された経緯と原因
「テスト」というメールが誤配信された原因は、弊社エンジニアによるデジタルトランクシステムの機能テスト中の操作ミスです。
弊社では、システムテストのためにテスト用のアドレスにメールを配信するプログラムを用意しておりますが、エンジニアの操作ミスにより、テスト用アドレスでなく、ユーザー様の実際のメールアドレスにメールを配信するプログラムを実行してしまいました。
2. 個人情報の保護について
今回のミスで使用されたメール配信プログラムは、弊社の中でも限られた特定のエンジニアのみが利用できるようになっております。
これらのエンジニアはすべてのユーザーのメールアドレスに対してメールを配信することができますが、この配信プログラムは自動でメールを送信するように設計されており、特定の一部のユーザーに対してメールを配信することはできません。
また、送信完了のチェックのために、エンジニアに対してメール配信結果が通知されますが、このときに取得できる情報は以下の2つのみとなっております。
- お客様の認証キー(DTキー、WTキー)
- メールアドレス
従って、今回のミスによって、お客様の情報が外部に流出することは全くありません。
また、今回メールを発信した のアドレスですが、このメールを送信した担当者は弊社の社員であり、この社員がこれらの情報を外部に漏らす心配もございません。
重ねて申し上げますが、今回のミスによってお客様の情報が外部に漏れる可能性は一切ございませんのでご安心ください。
3. システムの改善ついて
今回使用されたメール配信プログラムは2つの機能を持っており、1つはお客様へのメール配信、もう1つはお客様へのメール配信のシミュレーションのテストを行うようになっております。今回発生したトラブルでは、エンジニアが後者のシミュレーションテストを実施しようとしたところ、誤って実際のメール配信を行ってしまったことが原因で発生いたしました。
お客様へのメール配信とシミュレーションテストの2つの機能の画面は非常に類似しており、エンジニアにとって見間違いによる人為的ミスを生じさせる原因であったと言えます。また、いずれの画面も2段階のチェックの後に処理を行う仕様となっておりましたが、このチェック画面も非常に類似していたため、エンジニアは誤りに気付かずに処理を実行してしまいました。
これらの反省を元に、今後は、実際の配信機能とシミュレーションテストの機能を完全に分離し、また、操作手順を変えることにより、人為的なミスを発生させないようプログラムを修正いたします。
4. お問い合わせ先
本件に関するお問い合わせは下記までお願いいたします。
株式会社ブライセン デジタルトランクサービス部
ご意見、ご要望など:
今回のミスに関するご質問およびシステムのお問い合わせ:
〒152-0035
TEL: FAX: